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建通新聞社(中部)
2022/06/02

【愛知】名城大学 天白C全学供用棟新築工事を公告

名城大学(名古屋市天白区塩釜口1ノ501)は6月1日、天白キャンパスにアリーナやクラブハウス棟を整備する「(仮称)全学共用棟新築他工事」の一般競争入札を公告した。入札への参加申請となる資格調書の提出は17日午後4時まで。資格審査の結果は28日に通知する。入札書の提出は8月中旬を予定、同月下旬に結果を通知する。
 入札参加条件は、▽愛知県内に本店または支店を持つ単体企業▽最新の建築一式の総合評定値が1600点以上▽過去10年以内に元請けとして、延べ1万平方b以上の類似施設の新築実績―など。入札参加資格調書を同大学のホームページからダウンロードし、事務局に送付する。
 同工事では、アリーナ状の全学共用棟と、クラブハウス棟を建設。全学共用棟は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上3階建て延べ1万4068平方b。同棟には、バスケットボールコート4面分のメインアリーナや、同1面のサブアリーナ、トレーニングルーム2室、柔道場、剣道場などを設ける。クラブやサークル活動で使用する他、入学・卒業式など式典での利用を想定している。
 クラブハウス棟は、鉄筋コンクリート造5階建て延べ3850平方b。部室や会議室、音楽室などが入る。北側にクラブハウス、南側にアリーナを建設し、両棟を渡り廊下で接続する計画だ。建築面積は全学共用棟が6064平方b、クラブハウス棟が936平方b。
 建設地は名古屋市天白区塩釜口1ノ501地内。既存の2号館(鉄骨鉄筋コンクリート造延べ約1万2800平方b)と3号館(同造約4180平方b)を解体して建設する。両棟の解体工事や、土壌汚染対策に関わる協議なども、今回の工事に含めて発注した。
 工期は、土壌汚染対策を含めて9月1日〜2025年7月31日を想定。
 設計・監理は内藤建築事務所(京都市左京区)が担当している。


提供:建通新聞社