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滋賀産業新聞
2022/06/13

【滋賀】甲賀市 野田橋の長寿命化

 甲賀市は、甲南町野田にある野田橋の橋梁長寿命化工事を計画しており、23年度からの工事着手に向け、内容の精査及び事業費の確保に係る手続きを進めている。
 主な工事は、過年度に実施した健全度調査で発覚した上部構造1・2径間目の主桁付近及び横桁の著しいひび割れの修繕、橋脚支承周辺の土砂詰まりの改善、漏水跡及び橋面の舗装改修や路面土砂堆積の解消など。
 同橋は、上部構造がPC橋+ポステンT桁3連橋、下部工がT型橋脚2基と逆T式橋台2基で構成。橋長は85・2bで、幅員は全幅10・3b(有効幅員=9・25b)。基礎形式は直接基礎で、82年(昭和57年)供用開始している。
 設計業務は、日本構造橋梁研究所滋賀営業所(大津市)が担当。
 市内にある橋梁は、11年度現在で684橋あり、架設年数・環境等様々な要因により劣化、損傷の激しい橋梁が多数あることから、橋長15b以上の橋梁(167橋)について点検・調査した結果、建設年度を50年以上経過している橋梁は、全体の約7%(12橋)を占めており、20年後の32年度(令和14年度)には約60%(101橋)に増加し、橋梁の高齢化が急速に進行することが判明している。これらの高齢化を迎える橋梁群に対して、従来の「事後保全型」の維持管理を行なった場合、橋梁の修繕および架替えに要する費用が増大する事が懸念され、コスト縮減のためには、損傷が大きくなる前に予防的な対策を行う「予防保全型」の維持管理へと転換し、橋梁の長寿命化を図ることが必要となることから、将来的な財政負担の低減および道路交通の安全性の確保を図るため、今回実施の野田橋のように橋梁長寿命化修繕計画をもとに計画的に補修対策を実施することとした。

提供:滋賀産業新聞