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北陸工業新聞社
2022/06/27

【富山】新支部長に堂田重明氏/CM協会北信越支部が総会/自治体への普及活動を強化

 日本コンストラクション・マネジメント協会北信越支部(事務局・富山県建築設計監理協同組合)は23日、富山市の富山県民会館で、第18回2022年度通常総会を開いた。役員改選では、新支部長に堂田重明氏(福見建築設計事務所取締役会長)を選任した。
 この日は、北信越支部の正会員49人のうち、委任状16人を含めて38人が出席。冒頭、堂田支部長が、「協会は昨年に20周年を迎え、北信越支部は18年目。一昨年、国土交通省から公共事業の発注支援業務の一環として、「地方公共団体におけるピュア型CM方式活用ガイドライン」が発表された。ようやく、CM方式が徐々に認識されつつある。支部の今年度活動方針にCMの普及を第一に掲げ、既に4月から富山・石川・福井・新潟4県のほとんどの市町村、県に普及活動を行った。今後も皆さんのご支援をいただきながら、CMのPR強化に努めたい」とあいさつした。
 来賓を代表し、富山県土木部建設技術企画課の城光寺宏政課長(知事代理)、富山県議会の瘧師富士夫副議長(議長代理)が、「担い手不足により、小さな市町村も含めて、発注体制が十分に確保できなくなる懸念がある。CMの普及を通じて、地域建設産業におけるより一層の生産性向上などに大いに寄与することを期待したい」とそれぞれ祝辞を述べた。
 議案では、21年度事業報告と収支決算、役員改選、22年度活動計画および収支予算を審議し、いずれも承認した。
 22年度活動計画によると、「健全で社会に信頼されるCMを維持し、全国へのCMの普及発展を促進する」との基本方針を踏まえ、CMの普及と自治体をはじめとした発注者側の認識、会員の増強を目指し、活動方針を定める。特に北信越5県の自治体を中心に広報・普及活動を進める。
 活動計画には、(1)自治体へのPR(2)講演会・研修会の開催(新潟・金沢・富山各市で計画)(3)社会へのCMの認知度を高める(4)会員の増加、会員サービスに努める(5)地方型のCM方式の研究を進める−を挙げた。
 支部長を除く役員は次の方々(敬称略、(新)は新任)。▽副支部長=阿部保夫、山下憲三、仙坊幸治、(新)中本尚▽幹事=押田洋治、(新)喜多孝之、北岡正弘(事務局長)、吉島聖和、木下賀之、篠原靖幸、(新)柴草哲夫、杉山真、(新)鈴木保二、竜野泰一、寺松信宏▽監査=山毛利幹夫、(新)村田優

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