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建通新聞社(静岡)
2022/07/01

【静岡】11月8日に新技術交流イベント

 静岡県は、建設現場が抱える課題を新技術で解決するための「新技術交流イベント in Shizuoka2022」を11月8日に開く。このイベントは、発注者がインフラを整備・管理する上でのニーズと、企業が持つ新技術をマッチングするために開催しており、今回も県コンベンションアーツセンターグランシップ(静岡市駿河区)が会場。7月中旬にイベントの展示技術を募集する。
 県は、建設現場が抱える課題を解決したり、生産性を高める効果のある新技術を積極的に活用している。登録した新技術を3段階(レベル1〜3)で評価し、活用の効果を公開する制度を1998年度から運用しており、4月末までに累計647件の新技術が登録されている。登録技術が活用された工事は累計3233件に上る。
 これに加え、2017年度からは現場のニーズと新技術をマッチングさせる新技術交流イベントを開催。県の土木事務所などと新技術を保有する企業をマッチングし、現場実装を加速させるための試みだ。
 21年度のイベントには、県が提示した14の技術テーマ、25の現場ニーズに対し、異業種を含む50企業・団体が70技術を出展。来場者547人が集まり、新技術を展示した各企業・団体と情報交換した他、ショートプレゼンテーションなども行った。