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建設経済新聞社
2022/07/05

【京都】介護施設整備事業候補者公募 特養等予定の山彦会らに決定

 京都市は4日、施設・居住系の介護サービス事業所を整備・運営する事業候補者の公募(令和4年度第1回募集)について、選定結果を公表した。
 令和4年度から5年度までの開所分について公募を実施。特別養護老人ホーム(募集数131人分)は、令和5年度開所分として2法人から2案件の応募があった(広域型1件、地域密着型1件)。認知症対応型共同生活介護(募集数86人分)は、令和5年度開所分として3法人から3案件の応募があった(認知症対応型共同生活介護のうち1案件は非選定となった)。
 書類審査を実施したうえで、京都市高齢者施策推進協議会に置く部会で審査及び評価を行った。
 担当は京都市保健福祉局健康長寿のまち・京都推進室介護ケア推進課。
 選定された事業候補者は次の通り(▽事業候補者(代表者・法人所在地)=@利用定員A事業計画地)。
 【令和5年度開所分】
 ◆特別養護老人ホーム(広域型)
▽社会福祉法人山彦会(理事長櫻井博規氏、京丹波町三ノ宮小谷30)=@80人A京都市下京区西七条八幡町31
 ◆特別養護老人ホーム(地域密着型)
▽社会福祉法人洛和福祉会(理事長矢野一郎氏、京都市伏見区桃山町大島38−528)=@24人A京都市伏見区桃山町大島38−513
 ◆認知症対応型共同生活介護
▽社会福祉法人山彦会(理事長櫻井博規氏、京丹波町三ノ宮小谷30)=@9人A京都市下京区西七条八幡町31
▽ヒューマンライフケア梶i代表取締役瀬戸口信也氏、東京都新宿区西新宿7丁目5−25)=@18人A京都市左京区岩倉長谷町192、193
      ◇      
 今回選定された事業者のうち、社会福祉法人山彦会が計画の特別養護老人ホーム(広域型)と認知症対応型共同生活介護は、元府立図書館仮施設跡地に計画しているもの。
 京都府が公募型プロポーザル方式で同跡地の利活用事業者として、社会福祉法人山彦会(共同申込・社会福祉法人名倉みどり会)を選定。
 50年間の一般定期借地権を設定し、山彦会が特別養護老人ホーム、保育所、交番などを収容する複合施設を建設(合築)する計画。建物規模はRC造5階建、延4401・58u(建築面積1135・23u)。建物高さは19・97m。
 1階に老人デイサービス、保育所、交番、2階〜5階に特別養護老人ホームを配置。定員は、名倉みどり会(西七条保育園)の運営する保育所が60人、山彦会の運営する特養が80人で、老人通所介護事業は18〜25人。