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日本工業経済新聞社(群馬)
2022/07/06

【群馬】ため池サポートセンター 年内に40カ所を点検

ため池サポートセンターぐんまは、2022年度に点検の対象となる防災重点農業用ため池を明らかにした。22年度は県内194カ所で指定されている防災重点農業用ため池のうち、千貫沼(前橋市)や大塩貯水池(富岡市)などを含む40カ所の点検を開始する。適正に保全管理されているか現地を巡回し、ため池の安全性と耐久度などの状況を確認。問題箇所は管理者に対し、補修や適正な管理を促す。
同センターは、群馬県から防災重点農業用ため池の施設点検や監視などを請け負うかたちで4月27日に、前橋市にある群馬県土地改良事業団体連合会内に設置。県内194カ所で指定されている防災重点農業用ため池の管理者が、適正な保全管理を行うために相談対応や施設点検・監視の指導、普及啓発活動などを行うもの。農業・土木関係に精通している技術課の職員6人が事務局となり運営している。
県内に194カ所あるため池は、地区別で◇前橋市=55カ所◇高崎市=18カ所◇桐生市=4カ所◇伊勢崎市=7カ所◇太田市=18カ所◇沼田市=7カ所◇渋川市=18カ所◇藤岡市=6カ所◇富岡市=6カ所◇安中市=1カ所◇みどり市=3カ所◇榛東村=14カ所◇吉岡町=6カ所◇高山村=8カ所◇東吾妻町2カ所◇片品村=1カ所◇みなかみ町=20カ所−となっている。
5カ年で全てのため池点検を想定。各年の点検箇所は、年2回程度開催される群馬県ため池保全連絡会で選定する。
施設点検で問題点が見受けられた場合、管理者に対して、補修や適正な管理のための助言・現場技術指導を行うとしており、同センターは「ため池に関する疑問点や不明な点は相談してほしい」と呼び掛けている。
22年度は40カ所のため池に対し点検希望時期を確認。7月中旬から23年1月末まで点検監視の現地パトロールを行う予定としている。
22年度の地域別点検箇所数は◇前橋市=11カ所◇高崎市=3カ所◇桐生市=1カ所◇伊勢崎市=1カ所◇太田市=4カ所◇沼田市=1カ所◇渋川市=3カ所◇藤岡市=2カ所◇富岡市=1カ所◇安中市=1カ所◇みどり市=1カ所◇榛東村=3カ所◇吉岡町=1カ所◇高山村=1カ所◇東吾妻=1カ所◇片品村=1カ所◇みなかみ町=4カ所−となる。23年度の点検箇所は今後検討していく。
主なため池は以下のとおり。(※3面に一覧)
【五料沼】
前橋市東大室町地内にあり、前橋市が所有、管理は東大室自治会が行っている。堤高7m、堤長260m、総貯水量9万4000立方m。
【堤沼】
前橋市堤町に位置するため池。前橋市が所有、堤町水利組合が管理。堤高4・5m、堤長275m、総貯水量6万立方m。
【千貫沼】
堤高7・5m、堤長115m、総貯水量15万5000立方m前橋市大屋町にあり、国が所有、上大屋町自治体が管理している。
【山子田貯水池】
榛東村が所有、管理しているため池。榛東村山子田に位置しており、堤高6・2m、堤長325m、総貯水量6万5000立方mとなる。
【大塩貯水池】
富岡市南後箇にあるため池で、所有者は国、管理者が鏑川土地改良区となる。堤高31・9m、堤長251m。総貯水量184万1000立方mとなり、今回の点検では最大規模のため池。
【菅塩溜池3】
太田市が所有、菅塩用水管理組合が管理者。太田市菅塩町に位置している。堤高2・5m、堤長181m、総貯水量60立方m。
【鹿の川沼】
堤高5m、堤長266m、総貯水量50立方m。みどり市および薮塚台地土地改良区が所有、管理している。場所はみどり市笠懸町。