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　福井労働基準監督署と建設業労働災害防止協会福井県支部高志分会は５日、「２０２２年度全国安全週間合同パトロール」を行い、安全対策の更なる強化へ、再確認を促した。
　「全国安全週間」（７月１日〜７日）の取組みの一環。まず、午前中は監督署の佐光和夫署長や分会の土屋哲夫事務局長、安全指導者１１人が、あわら市春宮の「（仮称）芦原温泉駅西口賑わい施設建築工事」（施工＝三越建設工業・角谷木材建設特定ＪＶ）の現場を巡回。
　午後からは監督署から加藤明安全衛生課長が参加。坂井市春江町沖布目の「福井港丸岡インター連絡道路（１期区間）【仮称４号高架橋】道路改良工事０３―０２―０７１５橋脚工（Ｐ１）」の現場でパトロールを行った。施工を担当する坂本土建の戸田雅仁現場代理人の説明を受けながら、安全対策をチェックした。
　加藤課長からは、転倒事故が急増していることを踏まえ、敷鉄板などの段差に作業員が注意しやすいよう工夫することや、高齢労働者に自覚を促すための体力測定の実施などがアドバイスされた。