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北陸工業新聞社
2022/07/12

【新潟】八千代エンジが候補者/新ごみ処理場建設発注支援/柏崎市

 柏崎市は11日、公募型プロポーザル方式で選定していた「新ごみ処理場建設・運営に係る事業者選定アドバイザリー業務」について、八千代エンジニヤリングを受託候補者に決めた。
 技術提案は、「事業費の抑制方策と予定価格設定」「地域エネルギー会社『柏崎あい・あーるエナジー株式会社』との連携と廃棄物エネルギーの高効率回収」など4テーマを求めていた。講評では「業務実績が豊富であり、市のエネルギー施策や新施設建設時の安全対策、建設地特有の課題等について、具体的、円滑な業務の遂行が期待できる」としている。
 新ごみ処理場(エネルギー回収型廃棄物処理施設およびマテリアルリサイクル推進施設)の整備をDBO方式で発注するにあたり、必要な業務を委託するもの。内容は事業者選定アドバイザリー(施設基本条件決定、事業スキーム・事業者募集・選定方法の検討、実施方針および要求水準書案の作成等)、し尿処理場・事務所棟および資源物リサイクルセンター解体に係る仕様書作成、ごみ処理場建設検討委員会運営支援。委託上限額は6787万7700円(税込)。期間は2025年3月31日まで。
 1992年に竣工したクリーンセンターかしわざき(松波4丁目地内)の老朽化などを踏まえ、敷地内に建て替える計画だ。24年度までに事業者選定と基本設計、25年度に実施設計へ移行し、26年度から28年度までの3カ年で工事着手。稼働開始は29年度を予定する。基本計画は八千代エンジニヤリング、環境影響調査は上越環境科学センターが担当。

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