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建通新聞社
2022/07/13

【大阪】北千里駅前再開発 商業アドバイザー募集

 北千里駅前地区市街地再開発準備組合は、市街地再開発事業の具体化に向け、基本計画の作成に入る。再整備後の商業施設の施設計画や所有運営形態の検討について、専門的な知識やノウハウを組み入れるため、同地区市街地再開発の検討に係る商業アドバイザーを募集する。参加申し込みは7月25〜27日、提案書は8月8〜10日に受け付け、審査を行い、8月末ごろに選定する。
 応募の対象は近畿圏にある店舗の延べ床面積5000平方b以上の商業施設(1カ所以上)について、プロパティマネジメント業務の実績(直営での運営や受託実績も含む)がある企業。
 現在、地区の大部分の土地と商業施設などを2地権者(大阪府都市整備推進センターと千里北センター)が所有。市街地再開発事業を用いることで、再整備後は施設の所有形態や建物の形態が大きく変わり、さまざまな所有運営形態の選択肢を検討する必要があるため、商業アドバイザーから商業施設のノウハウなどについて助言をもらう。
 商業アドバイザーには▽商業施設に関するコンセプトや施設構成、規模などの施設計画の作成▽商業施設に関する所有・運営▽商業施設の保留床処分―などの助言と提案を求める。
 再開発のエリアは、阪急北千里駅西側に位置する吹田市古江台4丁目の敷地約3・1f。
 今後、基本計画をまとめ、都市計画決定を目指す。その後、本組合を設立し、施工者を募集するとみられる。