トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2022/07/14

【滋賀】東近江市 布引体育館・布引プールの大規模改修

 東近江市は、東近江市総合運動公園布引体育館及び布引プール(今堀町581―11)の大規模改修工事を計画。このほど設計業務の指名競争入札を行ない、大村建築設計事務所(長浜市)を担当事務所に決定した。今年度末の完了を目途に業務を進める。
 1991年(平成3年)6月に竣工した布引体育館は、ピラミッドを思わせる大きな三角屋根のメインアリーナ棟が特徴。メインアリーナ棟には、1階にメインアリーナのほか更衣室や事務室、幼児室などがあり、2階にはギャラリーとランニングロードなどがある。また、メインアリーナ棟とはエントランスホール(平屋、屋上広場)でつながるサブアリーナ棟は、1階が武道場、2階がアブアリーナとフィットネスルームなどとなっている。
 規模は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建、延5989・66平方b。1階が3928・45平方b、2階が1921・9平方b、3階が139・31平方b。
 布引プールは、愛称を「ウォータービーム」として1993年(平成5年)7月に竣工。年間を通した水泳教室を開催しているほか、健康づくりをめざして多くの人が一般遊泳を楽しんでいる。2019年(平成31年)3月に天井・トイレの改修を行なっている。
 規模は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建、延1777・06平方b。1階(1576・79平方b)に、競泳用プール(日本水泳連盟公認8コース25b×17b、425平方b、水深1・22b〜1・3b)と幼児用プール(34平方b、水深0・45b〜0・5b)更衣室、採暖室、事務室などがあり、2階(200・27平方b)にはギャラリーと会議室などがある。
 改修内容は、外装(屋根・壁面)の塗装・防水・タイル改修、内部(床面、壁面、天井、照明器具、空調機器等)の改修、体育館トイレの洋式化改修など。
 工事費を現時点で10億円から12億円と見込み、23年度から24年度の2ヵ年での工事実施を予定している。

提供:滋賀産業新聞