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建通新聞社四国
2022/07/13

【高知】今ノ山風力 環境影響評価準備書まとめ

 ジャパンウィンドエンジニアリング、住友商事、四国電力、北拓が出資する今ノ山風力合同会社(東京都港区赤坂2ノ9ノ3)は、土佐清水市と三原村にまたがる今ノ山に風力発電施設を建設することに伴い環境影響評価準備書をまとめた。手続きが順調に進めば2024年4月に着工する。
 準備書によると、土佐清水市から三原村にかけての約1517fに出力6100`hの風力発電機を27基、4200`hの風力発電機を7基設置し、最大出力19万3070`hの発電を計画している。出力6100`hの発電機1基当たりの規模は、ブレード3枚、ローター直径158b、ハブ高さ100・4b、最大高さ179・4b。出力4200`hの発電機1基当たりの規模は、1基当たりブレード3枚、ローター直径117b、ハブ高さ85b、最大高さ143・5bとなる。
 現時点で想定している工事スケジュールは、24年4〜6月に準備工、24年5月から26年8月まで造成工事、25年3月から26年3月まで基礎工事、24年9月から26年6月まで排水路や沈砂池といった防災工事、25年11月から26年10月まで風力発電機の輸送と組み立て工事を行う。その後試運転を経て、27年4月の運転開始を目指す。
提供:建通新聞社