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鹿児島建設新聞
2022/07/13

【鹿児島】鹿屋警察署改築設計プロポ公告

 県は12日、鹿屋警察署整備の改築に向け基本設計を公募型プロポーザル方式で実施する要領を公告した。参加資格は県内1級事務所の単体で、経常共同企業体は認めない。参加表明は27日午後4時、技術提案書は8月10日午後4時まで。8月下旬に審査結果通知を行い9月上旬の契約を目指す。委託期限は2023年3月20日まで。

 建設場所は鹿屋市寿3丁目の現庁舎=写真=敷地内。敷地面積は約7100uで、内訳は第1種中高住居専用地域(建ぺい率60%、容積率200%)が約3400u、近隣商業地域(建ぺい率約80%、容積率200%)は約3700uとなる。
 新施設の建物規模の内訳は、庁舎棟約5600u(事務室、会議室、機械室外)と付属棟約1400u以内(車庫外)、その他外構等で構成する。
 新庁舎は災害時の防災拠点として利用するため耐震構造、非常用発電設備・通信機器の浸水対策を施す。また、女性職員の働きやすい環境づくりの一貫として、専用トイレや更衣室、仮眠室、シャワー室を設ける予定でいる。
 参加資格は県内に本店がある1級建築士事務所で、直接的かつ恒常的(3カ月以上)雇用関係にある1級3人以上かつ1級または2級を4人以上の体制を求めている。現地説明会は希望者を受け付け19日に実施する。
 完成までのスケジュールは、2023年度に実施設計と解体設計、24、25年度で新施設を建設、26年度は現庁舎解体と外構を行う。総事業費は約33億円を見込む。
 現施設は1973年3月に竣工。庁舎棟(RC造3階建1249.99u)と車庫等の付属棟(1185.7u)の計2435.69u。新施設は現施設の2.9倍の施設規模となる。


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