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日刊建設工業新聞
2022/07/15

【鳥取】叶水源地発電棟を新築/総事業費は7億円/9月に建築と電気発注/鳥取市水道局

鳥取市水道局は叶水源地(鳥取市叶)の敷地内に自家発電棟を新築する。総事業費は7億円。9月に発注を予定しており、公募型指名競争入札で建築一般、電気工事向けに発注する。
 叶水源地は1972年竣工。発電機室やポンプ室など計8棟の施設で構成されている。築50年が経過し施設の老朽化が進んでいることや、2010年に完成した江山浄水場(鳥取市横枕)に機能が移転し、必要電力が少なくなったことから発電機を施設ごと改築する。
 建築工事の内容は、ポンプ室の解体と発電機を収容する自家発電棟の新築。鉄骨造平屋建て延べ299平方bの旧2号系ポンプ室を解体した後、跡地に鉄筋コンクリート造2階建て延べ300平方bの自家発電棟を新築する。ポンプ室内の機械設備の撤去工事はろくぢポンプが落札しており、来年1月の完了を目指している。
 電気工事の内容は発電機(500KVA)を設置するほか、配電盤や制御盤など周辺機器を設置して配線工事を施工する。浸水対策として2階に発電機を設置し、1階は倉庫としての活用を検討している。
 工期は今年度から24年度までの3カ年を見込んでおり、完成後に既存の発電機(1000KVA)を撤去。鉄筋コンクリート造平屋建て88平方bの発電機室を解体する。

日刊建設工業新聞