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建通新聞社(岡山)
2022/07/27

【岡山】瀬戸内市 こどもパーク整備の基本構想 プロポ手続き

  瀬戸内市は、保健福祉センター(ゆめトピア長船)周辺に全天候型の遊び場「こどもパーク」を整備する。これに伴い基本構想策定支援業務の委託先を決めるため公募型プロポーザル手続きを開始した。2020年3月に策定した「みんなでつくる瀬戸内市のこどもひろば基本計画」に基づき、子どもを中心に全ての市民が参加し、関わり、見守ることができる施設を検討する。8月3日午後4時まで提案書を受け付け、プレゼンテーションとヒアリングを経て9月上旬に委託先を特定する。履行期間は23年3月31日まで。上限額は180万円(税込み)。
 子どもの遊び場の不足に対応するため、市はこれまで地方創生推進交付金を活用したこどもひろば推進事業などを進めてきた。市内のさまざまな資源を活用した「こどもひろば」を21年度に104回開催し、22年度は140回の開催を予定している。遊び道具を積んだ車「移動遊び場(プレーカー)」の活用なども行ってきた。
 基本構想の策定に当たっては、「子どもたちの視点での環境づくり」を目指す。ワークショップの開催やこれまでの実績(子どもたちの声)の反映を模索する。また、これまで同様の遊び場の整備実績がないため、有識者のアドバイスも取り入れる。
 整備予定地は、敷地面積約3000平方bの瀬戸内市長船町土師291他。

提供:建通新聞社