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建通新聞社四国
2022/07/26

【香川】東かがわ市 温水プール整備運営基本設計まとめ

 東かがわ市は、「東かがわ市温水プール整備運営事業」で優先交渉権者のヤマウチ(高松市)が代表企業を務めるグループがまとめた基本設計の内容を公表した。今後は12月の工事請負契約の締結、2023年9月の指定管理者の議決を経て、24年度の開業を目指す。
 基本設計によると、「地域のシンボルとなる広場に浮かぶウェーブルーフ」を備えた施設の規模は鉄筋コンクリート造2階建て(一部鉄骨造および木造)延べ約2600平方b。温水プール施設は間接光が入る窓などの配置とし、プール(25b・7レーン)、小プ―ル、歩行用プール、ジャグジーなどを設ける。トレーニングエリアにジムとスタジオ、共用エリアに受付や事務所、会議室などを設ける。外構として駐車場・駐輪場を整備し、自由提案施設として温浴施設やイベント広場などを設ける。2階は機械室とする。事業見込額は12億8000万円(開業準備費、維持管理・運営費を除く)。
 同事業は民間ノウハウを生かしたDBO方式(公設民営)で整備運営するため、22年2月にヤマウチを代表企業とし、佐藤総合計画関西オフィス、大成建設四国支店、西日本ビル管理で構成する企業グループを優先交渉権者に選定した。設計・建設期間は24年3月31日まで、開設準備期間は指定管理協定締結後(23年度)から6月30日まで、維持管理・運営期間(指定管理期間)は24年7月1日から39年3月31日まで。
 建設地は旧白鳥小学校跡地(白鳥525他)の敷地約1万5000平方b。同所では旧白鳥小学校の校舎などの解体作業に着手済みで、10月31日までに完了させる。新施設が開業後、老朽化が進む引田温水プールは閉館となる。