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　長岡市は８月１６日、西川口地内「東川口保育園移転改築工事実施設計委託」を開札する。
　計画によると、西川口保育園（ゼロ歳児）を統合した東川口保育園（１、２歳児）を川口中学校グラウンドの一部に改築するもの。建築（意匠、構造）および電気設備（電灯、動力、受変電、発電、構内情報通信網、自動火災報知など）、機械設備（空気調和、換気、自動制御、衛生器具、給水、排水、消火、ガスなど）の設計一式。建設規模はＲＣまたはＳ造４階建て延べ約２０００平方メートルとし、内部には乳児・ほふく室、保育室（４室）、遊戯室、給食室、職員室、エレベータ（車いす対応、１１人乗り）、屋上観覧スペースなどを設ける。また、外構として約６００平方メートルの園庭に５台程度の遊具を設置するほか、屋内運動場に通じる通路（舗装色分け程度）などを整備する。認可定員は１００人。
　なお、「官庁施設の総合耐震・対津波計画基準」による耐震安全性は構造体３類、建築非構造部材がＢ類、建築設備は乙類。敷地面積は約１２００平方メートル。履行期間は２０２３年３月３１日までとし、予定工期は２３年９月から２４年１２月を見込む。
　東川口保育園は２００４年の中越大震災での被害や、老朽化による床暖房の不具合、窓の結露などといった保育ニーズに十分対応できていないことから、子育て環境の充実を図りたい考えだ。