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建設経済新聞社
2022/08/03

【京都】北山の資料館跡地の複合芸術拠点 意見聴取会議を立ち上げ 共同体育館でも立ち上げ

 京都府は、令和2年12月策定の北山エリア整備基本計画に盛り込んだ「旧総合資料館跡地等を活用した舞台芸術・視覚芸術拠点施設(シアターコンプレックス)」、「府立大学等の大学共同体育館(アリーナ)」について、それぞれ意見聴取会議を立ち上げ、8月9日、8月10日に初会合を開く。
 旧総合資料館跡地等の活用に係る意見聴取会議は、委員8人で構成し、@旧総合資料館跡地等の全体コンセプト及び求められる機能に関することA新たな舞台芸術・視覚芸術拠点施設に必要な諸室及び設備等に関することB旧総合資料館跡地等における施設等の整備及び運営並びにその事業手法に関することC北山エリア内の他施設との連携に関することDその他必要な事項に関することについて検討する。
 共同体育館整備に係る意見聴取会議は、委員8人で構成し、@共同体育館における多用途利用のあり方及び具体的な活用方法に関することA共同体育館における施設等の整備及び運営並びにその事業手法に関することB北山エリア内の他施設との連携に関することCその他必要な事項に関することについて検討する。
 これらに先行して立ち上げた植物園整備検討に係る有識者懇話会については、8月8日に第2回会議を開き、再整備に係る論点整理と方向性等について検討する。
      ◇      
 府が3月に公表した北山エリア整備事業手法等検討業務の報告書によると、舞台芸術・視覚芸術拠点施設(シアターコンプレックス)はS造で延8800u(ホール客席数500〜600席)・49億8700万円(設計監理費・建設費・備品費)、共同体育館は延2万2700u(最大1万人収容)・175億3900万円(設計監理費・建設費)、植物園は観覧温室移設で規模を延6000uに拡大[観覧温室以外の公共機能6500uを想定]・93億6300万円(設計監理費・建設費・備品費)などと試算している。