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　　吉備中央町は、豊野小学校校舎改修を計画しており、ここ数カ月のうちに建築工事を発注し本年度内の完成を目指す。
　豊野１７０にある校舎棟・鉄筋コンクリート造２階建て延べ約２０７６平方�bを対象に、内部改修を除く、外壁改修、窓ガラス改修、屋根改修などを行い、老朽化改善とともに長寿命化に取り組む。
　設計業務は宮崎建築設計事務所（岡山市北区）で７月末に完了した。
　２０２３年度以降には、同小学校体育館の改修も検討中で、老朽度など必要性に応じて予算化し、設計や工事に取り組む可能性もある。
　同町では、小学校・園統合再編整備基本計画を21年12月に議決し、９校ある小学校を上竹荘と下竹荘を併合した豊野小、津賀と御北を併合した円城小（円城７７６ノ１）、吉川と大和を併合した吉備高原小（竹部７５２０ノ19）の３校に統合することを決めた。
　今回の豊野小校舎改修は、小学校統廃合整備の初弾工事となり、豊野小以外の統合小学校も今後、改修などを検討する。
　さらに、町内の既存保育園と幼稚園についても、幼保一体の認定こども園化を図り、円城幼稚園、豊野保育園、大和保育園の位置へ設置し、既存の吉備高原こども園も含めて４園に統合する。
　いずれの統廃合校・園についても、25年４月新統廃合校開校（園）を目標に、今後必要な改修内容を検討し、改修の必要性があれば順次、整備を進める予定。

「提供:建通新聞社」