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建通新聞社(岡山)
2022/08/26

【岡山】国交省岡山国道 岡山倉敷立体T期 復建で現地測量進む

  国土交通省岡山国道事務所は新規事業化した国道2号岡山倉敷立体(T期)で、本年度は事業費5000万円を投入し現地測量をまとめる。業務は復建調査設計(本社広島市東区)で年度内に完了させ、この成果を基に概略設計や用地買収に着手する。
 岡山倉敷立体(T期)の対象は、岡山市南区古新田から倉敷市加須山までの延長5・6`で、この区間内にある交差点5カ所を高架化する。対象の交差点は古新田、妹尾東、妹尾西、無津、加須山で、このうち古新田と妹尾東は交差点距離が近いことからまとめて立体化する。現況の道路断面は片側3車線と歩道を含めた全幅32b。計画断面は、古新田と妹尾東、妹尾西の東側が高架部片側2車線と側道片側2車線と歩道で全幅42・4b。妹尾西の西側と無津、加須山が高架部片側2車線と側道片側1車線と歩道で全幅37・9b。
 同事業は、岡山市から倉敷市の交通混雑緩和や交通安全の確保と物流活動の円滑化などが目的。新規事業採択時の総費用を348億円と試算している。

提供:建通新聞社