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建通新聞社(中部)
2022/09/02

【三重】明和町 DBで公募型プロポ 第1期再編小学校等整備

 明和町は、「第1期再編小学校(仮称)等整備事業」を行うため、公募型プロポーザル方式で事業者の募集を開始した。3小学校を統合した新小学校校舎と放課後児童クラブ、認定こども園を整備するをDB(設計・施工一括)方式で進める。参加受付期間は11月30日まで。基準価格は50億円(税込み)で、これを上回る提案も可能だが、事業者の創意工夫・ノウハウによるコスト削減を期待するとしている。
 参加受け付けに先立ち、9月20日に現地見学会を開く。受け付け後はプレゼンテーション・ヒアリングによる審査を経て、2023年2月下旬に優先交渉権者を決定・公表する予定。同年3月議会での承認後、本契約を締結する。事業期間は25年3月31日まで(26年3月31日まで延長可能)。
 参加条件は、複数の法人で構成する特定建設工事共同企業体に限る。設計・施工・監理いずれも12年4月1日から22年3月31日までの間に、延べ床面積5000平方b以上の学校校舎(施工の場合は官公庁発注の公共施設)の完了実績があることなど。
 建設地は馬之上字奥野頭890ノ6他。敷地面積は4万1382平方b。容積率200%、建ぺい率60%で居住環境地区が適用される。明和町役場の近くに位置し、周辺には明和中学校、中央公民館などが立地している。
 同事業は、21年6月に策定した「明和町小学校区編制にかかる基本計画」に基づき進め、第1期では大淀小、上御糸小、下御糸小の3校と斎宮小の一部校区を統合し、同時に放課後児童クラブと認定こども園を26年4月に供用開始する計画。

提供:建通新聞社