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　あわら市は、上下水道事業の経営基盤強化と経営健全化に向けて、包括的民間委託を導入する。２０２２年度に委託先を選定し、２３年度から実施する予定。
　目指す官民連携の方針は、民間企業とのパートナーシップを重要視し、上下水道の両事業にわたり、事業計画から実施まで官民一体となって事業運営を行う「官民一体型包括的民間委託（あわら市官民連携モデル）」にて「（１）安心な上下水道サービスの継続、（２）必要な技術をあわら市に残す」ことを最重要の目的とする。
　委託先については、ノウハウが豊富である大手民間企業を中心としたＪＶを想定している。
　同市の主な水道施設は、公共施設等総合管理計画（１７年３月策定）によると上水道管路延長約２６７キロ、下水道管路延長約２７７キロ、受水場３カ所、ポンプ場３カ所、配水場７カ所などとなっている。
　なお市では、２１年度に「上下水道事業包括委託検討業務」を委託し、包括委託の検討を行った（担当　メタウォーター（中日本営業部））。