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建通新聞社四国
2022/09/06

【高知】室戸市の新庁舎 消防本部付近か 検討委答申

 室戸市の住民団体代表などで構成する市庁舎整備検討委員会は8月25日、植田壮一郎市長に市消防本部付近への移転建て替えを盛り込んだ答申を提出した。同市は、22年度内の建設地決定を目指しており、早ければ市議会12月定例会で新庁舎の住所移転について審議を行う。住民理解を得た上で、早期整備に取り組む方針だ。
 同市は、新庁舎の移転について、勤労者体育センターを含むA案、ホームセンターハヤシ付近のB案、消防本部付近のC案の3案を挙げている。検討委員会が候補地としたC案は、消防本部や、現在移転整備を進めている室戸警察署との連携が可能になり、災害対策の強化が見込める。課題は、消防本部側から進入する場合に道路や橋梁の新設が必要になり、現状のヘリポートの使用に支障を来す可能性があることなど。概算事業費は46・3億円。
 この他、A案では、勤労者体育センター(室津2186ノ1)を含む区域面積約1・7f。一部が津波浸水想定区域内であるため、嵩上げが必要になることや、体育館の建て替えなども必要になり、着工までに時間を要する。概算事業費は46・6億円。
 B案は、ホームセンターハヤシ(領家2ノ1)付近の区域面積約4・5f。室津川からの越水対策や埋蔵文化財の試掘、農用地区域の転用手続きなどが必要になってくる他、全域で液状化の可能性が懸念される。概算事業費は46・3億円。
 今後のスケジュールでは、候補地を決定した後、早ければ22年度内にも用地測量や造成設計、基本設計に着手する。24年度から実施設計、敷地造成工を進め、25年度の建築着工、27年度末の完成を目指す。
 現庁舎の規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ5309平方b。1981年建築。2020年に実施した耐震診断では、震度6〜7で倒壊の恐れがあると判定された他、津波浸水想定域に位置している。場所は浮津25ノ1。
提供:建通新聞社