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北陸工業新聞社
2022/09/08

【新潟】有効策に1人乗り作業/県除雪オペレータ担い手確保/本部協議会開く

 将来にわたって安定的な冬期の道路交通確保を目指す、新潟県および新潟市、北陸地方整備局らで構成する「新潟県除雪オペレータ担い手確保協議会」(会長・金子法泰県土木部長)の第6回本部協議会が7日、新潟市中央区で開かれ、有効策として1人乗り作業(ワンオペレーション)が挙げられた。
 議事は非公開で行われた。オペレータの高齢化が進み、60代が2−3割を占める一方、30代が7%にとどまり、10年後には辞めた人数の半数しか入職しないことを危ぐ。全16地域のうち11地域ではすでにワンオペを導入しており、金子会長は「安全確保が第一。市街地では難しい」との認識を示しつつ、導入している地域と、そうでない地域の違いなどを検証し深掘りしていく。県管理道路のワンオペ台数(車道)は2021年の36台に対し、22年は61台(新発田、長岡、上越東など)が予定され、道路管理者の県としてもバックモニターの貸し付けを支援の柱とし、普及促進につなげたい考え。金子会長は災害時の広域支援を例に「除雪の場合は地域の実情を把握しないと非常に難しく、ストリートビューなどの活用も1つの手段」とした。また、2000年の豪雪を振り返り「平時では対応できるものの、豪雪時には休憩も取れず人が回せない」という現状が浮き彫りとなった。
 また、10月22日に開催予定の第3回ニイガタ除雪の達人選手権(十日町市)は技術力の向上や、モチベーションアップにつながる一方で、委員からは「除雪の大変さなどがまだ理解されていない面もあり、役割や日ごろの作業を伝えてほしい」との声が出たという。
 21年の県管理道路の除雪体制実績は、オペレータ(助手除く)2760人、機械台数(歩道、委託・貸与含む)が1118台に上る。次回協議会は11月上旬を予定し、今冬の除雪体制の連携確認を行う。

hokuriku