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日本工業経済新聞社(群馬)
2022/09/08

【群馬】県道路整備課 近く一般競争公告 植栗・中之条IC橋の下部工

県道路整備課は、上信自動車道で整備を進めている吾妻東バイパスについて、(仮称)植栗・中之条IC橋のP3橋脚およびP4橋脚の工事を一括とし、一般競争入札で公告する。設計は大日本コンサルタント(東京都千代田区)が手掛けた。
東吾妻町植栗地内から厚田地内までの約6400mにおよぶ吾妻東バイパスの起点となる植栗・中之条ICに架ける橋が施工対象。整備箇所は植栗地内で橋長は157m。幅員は11・39mを基本とし、ONランプとOFFランプが交わる部分は最大で26・46mとなる。橋梁形式は5径間のPC連続中空床版橋。
P3は高さ12・7m、幅15・3m、コンクリートボリューム1159・8立方m。P4は高さ9・5m、幅12・9m、コンクリートボリューム715・6立方mとなる。枠組み足場により作業を行う。
また、基礎工事には場所打ち杭工法を採用。P3が長さ6・5mで20本、P4が長さ8・5m、15本。それぞれφ1500oの杭を打設する。
同橋梁では現在、A2橋台の整備工事を南波建設(東吾妻町)が担当し進めており、残るA1橋台およびP1橋脚、P2橋脚の整備時期は未定。
同バイパスにおける橋脚整備は、東吾妻町厚田地内の厚田跨道橋P1・P2橋脚について3月に工事を発注。業種を土木1010点以上、参加条件を中之条、渋川土木管内に本店とした一般競争入札を公告している。なお、同跨道橋の上部工は近く一般競争入札で公告を予定している。
同バイパスは2026年度の事業完了を予定。今後も各種整備を発注するとともに、引き続き本線の埋蔵文化財調査などを促進する。