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建通新聞社
2022/09/22

【大阪】万博未来都市エリア基本設計は太陽工業JV

 2025年日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博会場西側グリーンワールド内のフューチャーライフ万博「未来の都市」エリアの基本計画・基本設計の公募型プロポーザルを行い、電通・電通ライブ・太陽工業共同企業体を最優秀提案事業者に選定した。提案金額は8714万円。未来を担う“子どもたち”を主役にした、リアルとバーチャルのワークショップなどを展開させる点が評価された。
 未来の都市エリアは、建築、土木、通信、物流、エネルギー、交通などの先進技術によって融合されたリアル会場とバーチャル空間のデジタルツイン体験ができる。想定する事業規模はフューチャーライフパーク内の約1万平方b。
 基本計画の策定では、施設利用計画の検討やコンセプトの具体化、施設計画、運営管理計画などをまとめる。基本設計では、シンボル性の高い展示施設のデザインや設計・仕様、コスト、スケジュールなどを検討する。
 展示施設の基本設計では、建築意匠、建築構造、電気設備、機械設備、昇降機設備の設計の他、環境負荷低減に対する考え方、概算算出(建築費用、運営費用、撤去費用など)を検討する。
 主な建築条件では、敷地面積がセンターハウスエリア1958平方b、ベストプラクティス展示エリアなど4626平方bの計6585平方b。建ぺい率は70%、高さは12b以下とする。建設工期は24年4〜12月を想定する。
 展示施設は延べ床面積4500平方bまたは3000平方bの2パターンの提案を求める。
 基本計画・基本設計の履行期間は23年2月28日まで。