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鳥取市は老朽化が進む市内８カ所の学校給食センターを再整備する。10月初旬に市民から意見を募るパブリックコメントを実施し、11月から整備計画を作成する。
　市が保有する学校給食センターは８カ所あり、いずれの施設も築30年以上が経過。配管の腐食や壁面の劣化など施設の老朽化が進んでおり、厨房機器などの大型設備の更新が必要になっている。
　市は市有地に施設機能を統合した給食センターの新設を計画しており、主な立地条件は▽敷地面積７０００平方�b、建築面積３０００平方�b▽工業地域または準工業地域▽学校まで30分以内で配達可能▽上下水道が整備されている―など。
　市はこれらの要件から�@市内北部、南部エリアに設置の２カ所案�A北部、西部、南部エリアに設置の３カ所案―の２案の検討を進めており、特に老朽化が激しい第一給食センター（鳥取市行徳）、湖東給食センター（鳥取市湖山町）の統合を第一期整備計画で進める。
　今後のスケジュールは10月初旬に基本計画素案をホームページに公表。市民から意見を募集し、集まった意見を取り入れ11月に第一期整備計画の作成に着手。早ければ23年７月に第一期の整備計画を策定し、その後基本設計に着手する。

日刊建設工業新聞