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日本工業経済新聞社(群馬)
2022/10/05

【群馬】沼女の学校跡地利活用 方針に注目集まる

沼田・利根地区で沼田高校(沼田市西原新町1510)へ新高校の設立を目指している中、統合後に空き施設となる沼田女子高校(同市東倉内町753―3)の学校跡地活用について注目が集まっている。これまでの高校統合により施設の利活用を検討していた桐生女子高校(桐生市梅田町1−185−1)や桐生南高校(広沢町3−4193)は、民間事業者に利活用方法を委ねることが決定しており、沼田女子高校整備に向けた今後の動きが気になるところ。
県教育委員会では、沼田高校・沼田女子高校統合に係る基本的な方向性に基づき、沼田・利根地区新高校の設立に向けて新高校開設準備会を設置。具体的な検討を進めている。
これまでに沼田高校を利用し男女共学校を新設する事や、2025年4月に開校する内容などが決定している。設置課程は全日制課程で普通科5学級、定員200人。定時制課程では普通科1学級40人となる。
沼田高校にはRC造3階建て、延べ床面積6820uの校舎や同造2階建て、延べ床面積3150uの屋内運動場などのほか2万6181uの屋外運動場がある。沼田女子高校は校舎が同造4階建て、延べ床面積6958u、屋内運動場が同造3階建て、延べ床面積2466u。屋外運動場は6960uの広さ。
統合校の校地は、沼田女子高校と比較し運動地面積が3・5倍あることなどの観点から沼田高校とすることを決めた。部活動や更衣室などのスペース確保方法や施設利活用、校舎の改修などについては新高校開設準備会などで検討を進めていく。一方で、沼田女子高校跡地の利活用については今後検討するとしている状態。
桐生高校(同市美原町1−39)に合併した桐生女子高校や、桐生西高校(相生町3−551−1)を桐生清桜高校として開校を迎えるにあたり統合した南高校は、跡地の利活用に係る公募型プロポーザルを21年8月に実施。女子高校は角川ドワンゴ学園(東京都、山中伸一理事長)が、南高校はオープンハウス・ディベロップメント(東京都千代田区、福岡良介代表取締役)をそれぞれ事業者として選定している。
桐生女子高校の校舎はRC造4階建て、延べ床面積8303u、屋内運動場が同造2階建て、延べ床面積2000uとなる。屋外運動場の面積は2万830uの規模。(仮称)第三N高として改修する予定で、25年度の開校を目指している。そのため、23年度末ごろに躯体や壁などの改修工事を行う。生徒などを受け入れる状態にした後、県の承認を受ける予定。改修にあたり角川ドワンゴ学園は「地域住民の思い入れのある校舎を大切にしていきたい」と述べ、歴史がある校舎を生かした改修を目指す。
桐生南高校は、テレワークオフィスや宿泊施設、スポーツ研究、スポーツ振興などの事業を展開する施設として提案された。詳しい整備方針などは現時点で不明。施設はRC造3階建て、延べ床面積5344uの校舎や、同造2階建て、延べ床面積1991uの屋内運動場などがある。屋外運動場の面積は1万7784u。
いずれの高校跡地の利活用についても、地元への配慮を念頭に置き調整を進めている。沼田女子高校については今後、具体的な検討が進められていく見通しで、他校と同様に地元と歴史に配慮した活用が求められる。