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日刊建設タイムズ社
2022/10/07

【千葉】23年度に県と協議/新浦安駅北口バスベイ整備/若潮通りの交通円滑化/浦安市

 浦安市は、県道西浦安停車場線の若潮通りの交通円滑化を図るため、新浦安駅北口のバスベイ整備および接続する歩行空間の拡幅について、実現に向けた県との協議を2023年度に進める方針だ。5日には「新浦安駅北口バスベイ実施設計業務委託」の指名競争入札手続きを開始した。整備に関する実施設計と現地測量を行う。開札日は20日。委託期間は23年3月25日まで。予定価格は642万4000円。
 業務概要は▽停留所改修実施設計65m▽歩道拡幅設計150m▽関係機関協議資料作成▽施工計画の検討・立案▽完成イメージパース作成▽概算工事費の算出▽4級基準点測量2点▽路線測量150m▽現況測量▽設計業務計画の立案▽バス停・歩道・駐輪場・商業施設出入り口の利用状況確認▽撤去および移設物の範囲・構造の確認▽埋設物調査▽歩道表面の排水現況調査――など。
 若潮通りは、入船交差点を起点、運動公園前交差点を終点とする延長3365m。無電柱化区域に位置付けられており、歩道部の埋設物が多いことが予想されるため、先行して埋設物調査を行う。支障物については移設方法を計画し、移設設計図を作成する。
 バスベイは切り込み型とし、2〜3台のバスの正着が可能で、先着のバスが待機中であっても後続車が正着・発車ができることを前提とする。現在のバス停の位置への設置を基本とし、歩道橋前後への分割や中央分離帯の縮小など、整備可能な方法について条件を整理する。
 拡幅後の歩道有効幅員は4mを基本とし、必要に応じて新浦安駅第11駐輪場を撤去する。駐輪場跡地は歩行空間として開放することを前提に、点字ブロックの配置など、バリアフリーに配慮した計画とする。
 バスベイ整備は、24年度までを期間とする第1次実施計画において、拠点整備施策に位置付けられている。k_times_comをフォローしましょう
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