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建通新聞社
2022/10/07

【大阪】中央MC包括管理 23年1月中旬に公告

 大阪府は、安威川流域下水道中央水みらいセンター(MC)汚泥処理施設包括管理事業(設計・建設・維持管理)の実施方針を公表した。更新工事と点検整備業務を一括するDBM方式の入札を2023年1月中旬に公告する予定だ。既存施設の老朽化や脱炭素化に伴い、中央MCの焼却炉施設と脱水施設の更新、汚泥貯留施設の新設を行う。
 第1回現地見学会を10月11〜14日に行い、入札参加申請を3月上旬、技術提案書を4月中旬、入札書を8月上旬にそれぞれ受け付け、8月下旬に落札者を選定する。11月上旬に事業契約を結ぶ予定だ。
 入札参加資格では焼却炉機械設備工事を実施する企業はP点が「水道施設工事」で850点以上または「機械器具設置工事」で800点以上あることなどを求める。
 施設の規模は焼却炉施設が1基1日当たり100d(脱水汚泥)、脱水施設が1時間当たり975`―DS。汚泥貯留施設の有効貯留量は1000立方b。
 中央MCの所在地は茨木市宮島3丁目。所管事務所は北部流域下水道事務所。敷地面積は約22万5800平方b。焼却炉施設の事業用地は約880平方b、汚泥貯留施設の事業用地は約850平方b。脱水施設は既存の脱水施設用地内で設備を更新する。
 設計建設期間は27年6月30日まで。点検整備事業期間は27年7月1日〜38年3月31日。
 事業用地内に整備する焼却炉施設では、機械・電気設備と関連する土木施設、建築施設、建築機械・建築電気設備の設計建設業務を行う。既存施設の撤去は範囲外とする。
 脱水機棟内に整備する脱水施設と、外部汚泥受入設備については、機械設備と電気設備の設計業務を行う。また、既存のベルトプレス脱水機(3〜6号の計4台)と付帯設備を撤去する。
 事業用地内に整備する汚泥貯留施設では、機械設備、関連する土木施設、建築施設、建築機械設備と建築電気設備の設計建設業務、電気設備の設計業務を行う。対象用地内のトラックスケールが支障となる場合は移設する。
 アドバイザリー業務はニュージェックが担当した。