トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(神奈川)
2022/10/24

【神奈川】横浜市 国道1号保土ケ谷橋工区の現在

 横浜市道路局は、国道1号保土ケ谷橋交差点付近の慢性的な渋滞を解消するため、保土ケ谷区岩井町〜保土ケ谷町2の「保土ケ谷橋工区」約800b区間を25b道路に拡幅する。拡幅と同時に渋滞のボトルネックである保土ケ谷橋交差点の線形を滑らかにする計画で、工事は交差点部とそれ以外の2段階に分けて実施する。本年度は、保土ケ谷橋と取り付け部の共同溝築造に向けた設計を横浜エンジニアリング(横浜市中区)に603万円で委託した。納期は2023年2月。共同溝工事の発注時期は現段階で未定。
 市では現在今井川の護岸改修を進めており、この事業の中で保土ケ谷橋を架け替える。架け替えに合わせて電線を地中化し、その後、国道1号の拡幅に着手。現在の上り2車線・下り1車線道路を上り3車線・下り2車線の25b道路として整備する。
 拡幅の際に国道1号を北側に振り、交差点の形状をYの字形からTの字に近づけて交通を滑らかにする計画で、用地の取得も進めている。
 
〜今井川は元町橋架替え〜

 国道1号は、西区浜松町〜戸塚区汲沢町までの約14`を横浜市が管理する。保土ケ谷橋交差点付近〜国道16号(保土ケ谷バイパス)狩場インターチェンジまでの区間は特に交通が集中し、慢性的な渋滞が発生。拡幅と交差点改良は長年の懸案となっている。
 一方、保土ケ谷橋で渡河する今井川については時間降雨量50_に対応する改修工事が進められており、これまでに元町橋下流付近までの整備を完了した。22年度は権太坂1丁目地内の護岸工と元町橋の架け替え工事を計画しており、近く発注する。 提供:建通新聞社