トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2022/10/27

【富山】県測協が審査員40人を派遣/FFJ全国大会測量競技会/砺波で開催

 富山県測量設計業協会(市森友明会長)は、26日に砺波市の砺波総合運動公園多目的競技場・県西部体育センターで開催された「第73回日本学校農業クラブ全国大会 R4北陸大会」の平板測量競技会に、会員企業16社から40人を審査員として派遣した。
 富山県学校農業クラブ連盟の依頼に応じたもの。農業科を有する高校からなる日本学校農業クラブ連盟(FFJ)らが主催する全国大会は毎年秋に開催。今回は北信越ブロック連盟の富山・石川・福井県が合同で企画と運営を担当した。
 この日は測量競技会のほか、農業鑑定競技会(福井県産業会館)やプロジェクト発表会(高岡文化ホール)、意見発表会(福井県生活学習館ユー・アイふくい)などが行われ、27日には大会式典、北陸三県の農業展・日連コーナーが石川県立音楽堂で開かれる。
 このうち、測量競技会は、教科の学習や学校農業クラブ活動を通して得た測量技術の成果を発表することで、実力を競い合い、職業的能力の向上を図ろうと開催された。
 競技会には、全国47都道府県から各予選を勝ち上がった49校(北海道のみ3校)が出場。1チーム3人構成で、延べ147人(補欠除く)の選手が参加した。競技内容は、平板による境界線測量と三斜法・三辺法による面積計算。外業の第1次で測量、第2次で野帳作成、内業の第3次で面積計算に取り組んだ。会場は外業が多目的競技場、内業が西部体育センター。
 出場校が多いため、競技は同一会場で4回に分けて実施。各回の第1次作業の開始合図は、県測量設計業協会会長の市森審査長が旗振りで行った。
 県測量設計業協会では担い手確保の観点を踏まえ、2019年度から全国大会の県予選に審査員を派遣。今回は会員企業から、朝日コンサルタンツ、岩田測量設計、栄光測量設計、北建コンサル、協和、協和測量設計、建設技研コンサルタンツ、上智、新日本コンサルタント、新和設計、舘下コンサルタンツ、寺島コンサルタント、富山測量社、日本海測量設計、北陸コンサルタント、明和の16社が審査員を派遣した。

hokuriku