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建通新聞社四国
2022/10/31

【高知】桂浜公園護岸 東側は「自立式矢板」に

 国土交通省四国地方整備局と高知県は、南海トラフ地震対策として実施する桂浜公園護岸の嵩上げや補強に向けた整備計画案をまとめ、高知港海岸景観・利便性等検討会に報告した。このうち砂浜に面する東側の護岸については、形式を重力式と自立矢板式で比較し、自立矢板式とすることを決めた。
 検討会で国と県は、自立矢板式で施工した場合、重力式と比べ天端高を低く抑えることができ、すっきりした印象になると説明。また掘削が不要で工事中の駐車場運用への影響が小さく、既設の階段護岸を一定残したまま施工するため、高潮や波浪時の安全性が高いこともポイントに挙げた。デザインについては、単調な壁面が続くため、柱で分節することや、柱と柱の間の壁面に軽微な傾斜を付けること、側壁面の勾配を少しずつ変化させる方針を示した。
 東側護岸の最も南に位置する坂本龍馬像高台下接続部では、駐車場から砂浜、龍馬像高台へ行き来できる横断施設を設置する。横断施設は階段とスロープ一体型とする。合わせて横断施設の天端から龍馬像高台にアクセスできるルートも新設する。
 一方、北側護岸では、断面変化部の修景方法などについて検討。陸側に階段を取り付けたり、海側の天端を斜め45度ですり付ける対応策をまとめた。
 国交省高知港湾・空港整備事務所では、これらの方針を現在進めている設計に反映させる。
提供:建通新聞社