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　安八町は、名神高速道路「安八スマートＩＣ」周辺を工業団地として整備するため、進出意向のある法人または法人のグループに対して進出意向調査を実施する。「進出意向調査書」の受け付けは11月21日まで。
　町は現在、対象用地内の測量・設計業務を進めており、ニーズの把握および具体的な利活用方法を確認することが目的。
　調査項目は�@業種、工場などの事業（整備内容）に関する計画・提案�A事業実施にあたって行政に期待する支援や配慮してほしい事項�B質問事項―など。質問に対しては、出来る限り速やかに回答するとしている。
　集めた意見については、今後のまちづくりの参考とし、企業誘致およびまちの活性化、発展につなげていきたいと考えだ。
　工業団地は安八町中の面積約30�f（測量中のため概数）。建ぺい率70％、容積率２００％。西側接続道路は一般県道安八海津線、東側接続道路は一般県道安八平田線、主要地方道県道北方多度線。対象用地の最小の区画割は２�f〜３�f（８区画程度）となる予定だ。
　なお、「用地交渉・買収」「設計」「許認可手続き」「道路・用地造成工事」は安八町および安八町土地開発公社が実施するが、必要となる費用（用地代など）は進出企業が負担する。
　今後のスケジュールは、２０２３年秋頃までに安八町土地開発公社が用地を取得し、各種設計・手続きを実施。23年12月から造成工事に着手し、25年夏頃からの造成済用地の引渡しを予定している。操業開始は26年〜27年頃を見込む。
　問い合わせ先は、安八町役場企画調整課（安八町土地開発公社事務局）。
提供：建通新聞社