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　【愛川】ニッパツ（横浜市金沢区福浦３ノ10）は、愛川町にある厚木工場の敷地内に計画している厚木工場６号館の設計・施工者を鹿島横浜支店（横浜市中区）に決め、12月中に着工する。２０２３年10月末の完成を目指す。
　規模は鉄骨造地下１階地上４階建て延べ８６００平方�b。世界的な脱炭素の取り組みによる電気自動車の需要増加を見越し、厚木工場に電子自動車部品のモーターコアを製造する生産棟を新設する。今回50億円の設備投資を行い、厚木工場の生産力を約３倍に増強する。
　新生産棟では生産に必要な設備として、鋼板を加工する工程であるプレス、積層、溶接のラインを整備し、検査や梱包（こんぽう）に使用する設備も導入する。
　建設地は愛川町中津字桜台４０５６他、厚木工場約３万２０００平方�bの敷地内。
　新生産棟の完成後も厚木工場に40億円規模の設備投資を順次行い、30年度には21年度の約10倍となる３００億円超の売上高を目指す方針だ。　提供：建通新聞社