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滋賀産業新聞
2022/11/14

【滋賀】長浜市 木之本地区雪寒基地の新築

 長浜市は、木之本町木之本地先の「北部振興局」庁舎敷地において、「木之本地区雪寒基地」の新築に取り組む。既存の建物2棟を解体し1棟を敷地内移転させた後の用地に雪寒基地として除雪車を収容する車庫1棟と、別の場所に1棟の計2棟を新築する計画で、22年度委託済みの詳細設計業務を23年2月にもまとめた後、順調にいけば23年度当初予算に24年度までの債務単行為も含めた事業費を措置し、23年度に解体などの工事を先行して発注・施工し、解体・移転の完了後順次、24年度にかけて倉庫棟他の新築工事を発注・施工していき、24年度の冬期に入るまでに供用を開始したい考えだ。
 22年度に坂井建築設計事務所(長浜市)に委託中(7月7日開札)の木之本地区雪寒基地新築工事設計業務では、木之本町木之本1757―2他の長浜市役所湖北振興局(敷地面積1万6258平方b)の敷地内において、現在近隣の公共施設や支所等に点在し保管している除雪車両計10台を集約し保管できる規模の自動車車庫(S造平屋建、約450平方bを想定)を新築するにあたっての建築工事・電気設備・機械設備・解体工事の詳細設計を進めている。敷地東側は西日本旅客鉄道鰍フ鉄道敷に隣接しているため工事に係るJRとの協議や、無落雪屋根を採用する意向の新築車庫に設置するシャッターの種類(バランスシャッターまたは電動シャッター)の比較検討も行う。委託期間は23年2月24日まで。
 計画の対象となる建物の概要は、▽自動車車庫(新築・除雪車両10台を格納出来ること)=S造平屋建、約450平方b、▽物置2(97年築・既設を解体し新築)=S造平屋建、6・22平方b、▽物置1(99年築・敷地内移転)=S造平屋建、9・61平方b、▽倉庫(93年築・解体)=S造平屋建、43・59平方b―。

提供:滋賀産業新聞