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建通新聞社(神奈川)
2022/11/15

【神奈川】川崎市 市役所第2庁舎解体など発注は2月

 川崎市は、工期の延長が見込まれていた川崎市役所新本庁舎の新築工事について、2023年6月中の完成と引き渡しを目指すことを明らかにした。新本庁舎の完成後に着手を予定している第2庁舎の解体と跡地広場の工事については23年2月に一般競争入札を公告する。
 解体と跡地広場の工事は6月議会での承認を経て契約を結び、新本庁舎へ機能を移転した後、解体工事に入る。24年度から広場の工事に着手し、同年度末の完成を予定している。単体かJVかなど発注方法については今後検討する。
 第2庁舎は鉄筋鉄骨コンクリート造地下1階地上8階建て塔屋3階付き延べ約1万平方b。跡地広場の敷地面積は1309平方bで、芝生やインターロッキングブロックなどを敷設する。庁舎の解体設計は川崎設計(川崎市川崎区)、跡地広場の実施設計は多摩設計(川崎市川崎区)に委託した。
 第2庁舎の所在地は川崎区砂子1ノ9ノ3。

 〜新本庁舎は23年6月完成へ〜

 市は7月、新本庁舎の新築工事について新型コロナウイルス感染症の影響で資材の調達が遅れ、少なくとも3カ月の工期延長が必要となることを明らかにしていた。その後、請負業者らの協力で工程に合わせて部材が納入できたこともあり、当初の想定より短い約2カ月半の工期の延長が決定した。
 新本庁舎の完成後は23年10月から機能の移転を開始し、24年7月までに全ての移転を完了する。10月に発生した火災による工期への影響については、確定次第発表する。 提供:建通新聞社