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建通新聞社(中部)
2022/11/16

【三重】伊勢広域環境組合 DBO方式で公募 新ごみ処理施設整備・運営

 伊勢広域環境組合(伊勢市、明和町、玉城町、度会町)は、DBO(設計・建設・運営・維持管理)方式で実施する、新ごみ処理施設整備・運営事業について、事業者の公募を開始した。参加資格審査書類の受け付けは2023年1月13日まで。提案内容に関する審査委員会による審査を経て、23年6月上旬に最優秀提案者を選定する。予定価格は596億1668万9000円(税込み)。
 入札参加者の構成は、設計・施工と運営・維持管理を実施する複数企業によるグループ。設計・施工を担当する企業は、共同企業体を結成し、地元企業を含めることなどとしている。
 整備する施設は、日量処理203dのエネルギー回収施設と同34・5dのマテリアルリサイクル推進施設と付帯施設・設備。エネルギー回収施設は、日量101・5d×2炉(ストーカ式)。マテリアルリサイクル推進施設の処理対象物は、粗大ごみ、缶・金属類、スプレー缶小型家電が日量15d、資源ビンが日量6d、ガラス・くずびん類、陶磁器類が日量3dなど。
 新ごみ処理施設の設計・建設期間は27年9月30日まで。27年10月の供用開始を目指しており、運営・維持管理は48年3月までの約20年間。
 建設地は伊勢市西豊浜597ノ1他。敷地面積は約3・53f。
 発注支援業務は八千代エンジニヤリング三重事務所(津市)が担当。

提供:建通新聞社