トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2022/11/21

【福井】2日、基本計画を開札/県営産業団地整備事業/県企業誘致課

 福井県企業誘致課は12月2日、市町と協働して県内複数個所に新たな県営産業団地を整備する「県営産業団地整備事業」で、基本計画作成業務委託を開札する。
 県では、北陸新幹線や中部縦貫自動車道など、高速交通体系の整備を好機として企業誘致を強化。新たな県営産業団地の整備を目指し、7月から県内17市町を対象に候補地を募集していた。
 新産業団地は「福井の産業を次世代の世界へとつなぎ、飛躍させるイノベーションハブ拠点」をコンセプトとし、公募の条件として、▽高速道路インターチェンジ、新幹線駅、港など交通の要所に近接▽開発面積20ヘクタール(分譲面積15ヘクタール)以上を整備でき、うち1区画は10ヘクタール程度の分譲面積が見込める土地であること―などと設定。
 募集に対しては福井市、勝山市、敦賀市、小浜市の4市が応募。複数の候補地を提示した市もあるが、候補地に関しては、既に審査委員会による審査を終え、優先順位がつけられているという。
 今回の業務では優先順位に基づき、提案された候補地について、上位・関連計画との関係を整理し、現況を調査するとともに、関係機関との協議を踏まえて整備計画案を作成。あわせて、事業化に向け、整備手法を検討し、課題を整理する。
 設計額は1734万円。委託期間は2022年度末までを見込む。

hokuriku