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　牟岐、美波、海陽の３町で構成する海部郡衛生処理事務組合は、新ごみ処理施設整備の２０２５年度の設計・施工一括（デザインビルド方式）の公募型プロポーザルまたは一般競争入札（総合評価）での発注に先立ち、23年度に基本構想策定と環境アセスメント業務を委託する。
　現施設に隣接する敷地に建て替えるため、現在、都市計画手続きの必要性について県と協議している。必要となった場合、都市計画手続きを並行して進める。アセス手続きは23年度に着手し、25年度までに完了させる予定。造成工事の必要性は基本構想の中で求める。
　現施設は牟岐町内妻白木１３９ノ１にあり２炉で日量50�d。ストーカー式で稼働から43年経過しており、敷地内で建て替える。
　新設するごみ処理場は、現施設敷地内の管理棟（鉄筋コンクリート造２階延べ５００平方�bと鉄骨造平屋１５０平方�bの２棟）を解体し、その跡地に建設する。人口減少を背景に、１日８時間で25�dを処理できる施設を想定。処理方式は現行と同じ「ストーカ式」を採用する。また付属施設としてストックヤードを新築する。28年度の稼働開始を予定している。
提供：建通新聞社