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日本工業経済新聞社(埼玉)
2022/11/22

【埼玉】さいたま県土 園児らを招き「土木の日」に関するイベントを開催

 さいたま県土整備事務所(吉澤隆所長)は11日、土木の日(11月18日)にちなんだイベント「はたらく くるまの広場」を同事務所駐車場で開催した。式の開催に当たり、県建設業協会さいたま支部(関根信次支部長)が協賛。多くの協力会社が参加した。当日は浦和つくし幼稚園の年中組138名を招待。重機の試乗や舗装版の実験などを通じて、園児らが建設業界を体験した。
 冒頭、関根支部長は「本日用意したブースの中には、建設業界に関わる人以外には珍しい本物の働く機械もある。周りにいる人たちの言うことをよく聞いて、おもちゃや機械に触れながら、安全に楽しく遊んでもらいたい」と園児たちにあいさつした。
 続いて、吉澤所長が「多くの建設業者に手伝っていただきこのイベントを開催できた。会場には園児らと同世代の子どもを持つ職員なども配置し、安全のため万全の体制を整えている。先生たちのご支援もいただきながら、園児たちに安心して楽しんでいただきたい」と説明した。
 当日は、建設業界のイメージアップを目指し▽高所作業車の試乗▽ショベルカーの実演・試乗▽働く車キッズパーク▽建設機械ラジコン体験▽スーパーボールすくい▽舗装版実験――の計6ブースを設けたほか、県のマスコットのコバトンやさいたまっちと触れ合える広場を設置した。
 そのうち高所作業車やショベルカーのブースでは、実際に現場で用いる重機を園児たちが体験。舗装版実験では、密粒度アスコンと透水性アスコンの違いについて、園児が実際に水をかけることで学ぶなど、未来を担う子どもたちに土木の魅力を伝えた。そのほか、園児たちが楽しく遊ぶことができるエアー遊具などのブースも導入し、園児たちの人気を集めた。
 イベントの終わりには、園児らが職員たちへのお礼として歌をプレゼントした。最後は園児らと職員たちで記念撮影を行い、笑顔でイベントを締めくくった。
 さいたま県土整備事務所は、11月18日の『土木の日』に合わせたCCIイベントとして体験会を開催。本年度は19年度の開催以来3年振り、計7回目の開催となった。