坪井川緑地の再整備・維持管理運営で官民連携事業化を検討している熊本市は、2023年度にも実施方針と要求水準書を作成・公表し、24年度から事業者公募の選定手続きに入る。
21日に熊本城ホールであった熊本市公民連携プラットフォームで、市が事業全体のスケジュール案を示したもの。
北区清水町・黒髪町の坪井川緑地は、敷地面積約9万7000平方bの公園で、人工芝テニスコート4面や野球場1面、多目的運動広場、遊戯施設などで構成されている。
整備後約30年経過し、老朽施設や電気設備の大規模改修時期に近づき、駐車台数不足の課題もある。更なる公園活用に向けコンビニやカフェ、レストランなどの誘致を検討し、新たなスポーツ施設などの設置も要望されている。そのため、魅力的な公園づくりに向け、官民連携事業化を検討。8月には基礎検討調査を八千代・アイエステー共同企業体に委託しており、民間事業者の意向調査を12月中に実施する予定だ。
市によると、既存施設の大規模改修と維持管理運営はPFI方式(RO)で、新規施設はP―PFIによる設置等ができないか検討している。事業としては1件での実施を想定している。
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