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日本工業経済新聞社(埼玉)
2022/11/25

【埼玉】志木市 市民会館・体育館複合施設の基本設計を公表

 志木市は22日、市民会館・体育館複合施設再整備について、施設の規模や機能配置図などをまとめた基本設計概要を公表した。施設規模はRC造一部SRC造地上3階地下1階建てとし、延べ床面積1万2671uを有する施設として想定。施設西側へ現市民会館が有するホールなどの機能、東側には現市民体育館から引き継ぐ機能を集中する考えとなっている。
 地上1階の一部を共用部として開放しつつ、施設西側に市民会館機能を配置。1〜3階をホールとして使用しつつ、1階に楽屋・倉庫、2階は大楽屋、3階へ会議室などを設ける考え。施設東側には体育館機能を集め、1階をアリーナ、2階はアリーナ観客席・ランニングコース・卓球場・トレーニング室、3階へ弓道場、地下1階の一部には道場を導入する。
 そのほか、残った地下部分を駐車場や倉庫として用いる想定だ。各機能が有する床面積の内訳は▽ホール・共用部分=2809u▽体育館部分=7400u▽駐車場・倉庫=2462u――となっている。
 整備予定地としては、現市民会館が立地する敷地7272uを充てる計画だ。23年度にも現市民会館の解体へ取り掛かる見通し。基本設計に関しては、石本建築事務所(千代田区、電話03−3221−8926)が手掛けている。