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日本工業経済新聞社(埼玉)
2022/11/25

【埼玉】さいたま市 12月補正予算案を公表

 さいたま市は24日、一般会計など12月補正予算案を公表した。Park−PFI(公募設置管理制度)による農業交流施設の整備を目指し、事業者公募手続きの準備を任せるアドバイザリー業務の委託費として、限度額1785万3000円の債務負担行為(2022〜23年度)を組む。
 農業交流施設の計画予定地は、大崎公園のほか、隣接する農業者トレーニングセンター、大崎園芸植物園、緑の広場、見沼ヘルシーランド、クリーンセンター大崎調整池などを含めた一帯。
 民間事業者の意見も踏まえて検討してきた整備手法には、Park−PFIを採用する。アドバイザリー業務の委託(23年1月契約)を経て、開発事業者の公募時期を調整する。
 サウンディング調査の段階では、新たな農業交流施設を大崎園芸植物園と緑の広場がある区域「A−1」(4・9ha)に整備する試案を示していた。周辺施設の再整備では、A−1以外を提案次第の整備・運営可能区域に位置付けている。
 このほか工事発注に充てる債務負担行為(22〜23年度)として、下水道以外のスマイルロード整備工事ほか19項目に限度総額14億5794万3000円、下水道事業には同6億2140万円をそれぞれ設定。施工・履行時期を平準化するため年度内には契約し、来年度に工事・業務を終える。