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建設経済新聞社
2022/12/06

【京都】令和4年度第2次補正予算配分(京都) 城陽の東部丘陵線に8・4億円

 近畿地方整備局は5日、総額2509億円の令和4年度第2次補正予算を発表。防災・減災、国土強靱化の推進、外交・安全保障環境の変化への対応など国民の安全・安心の確保2298億円や、公共工事の発注平準化(ゼロ国債)60億円などに予算を配分する。
 京都関係をみると、河川維持修繕事業・河川工作物関連応急対策事業(直轄・由良川水系由良川他、福知山市他)に26億4600万円を充て、予防保全型インフラメンテナンスへの転換を図るため、早期に対策が必要な堤防等の河川管理施設の修繕等を集中的に実施する。
 ダムメンテナンス事業(補助・由良川水系由良川他、南丹市美山町他)に16億2600万円を充て、予防保全型インフラメンテナンスへの転換を図るため、早期に対策が必要なダム関係施設の修繕等を集中的に実施する。
 都市計画道路東部丘陵線(補助・城陽市)に8億4600万円を充て、災害時においても速やかに緊急車両や一般車両の通行を確保するため、都市計画道路東部丘陵線の改良工事を実施することで道路ネットワークの機能強化を推進する。
 一般国道312号大宮峰山道路(直轄・京都府)に1億円を充て、災害時においても速やかに緊急車両や一般車両の通行を確保するため、国道312号大宮峰山道路の森本地区改良工事を実施することで道路ネットワークの機能強化を推進する。
 一般国道27号平林〜戸奈瀬地区自歩道整備(直轄・京都府)に1億5000万円を充て、「通学路等における交通安全の確保及び飲酒運転の根絶に係る緊急対策」(令和3年8月4日)に基づく通学路の合同点検結果等を踏まえ、通学路における交通安全対策等を推進する。
 舞鶴港(直轄・舞鶴市)に8億円を充当し、背後企業の新規設備投資等によるバルク貨物の取扱の増大に対応するため、舞鶴港和田地区において、国際物流ターミナルの整備を実施する。
 都市構造再編集中支援事業(舞鶴西(2期)地区)(補助・舞鶴市)に6900万円を充当し、西舞鶴駅を中心とした賑わい拠点形成とまちなか居住を推進する地区として、駅周辺のにぎわいを創出できるように、駅前広場の整備を行う事業に対して支援を実施する。
 「流域治水」の推進では、桂川右岸流域地区下水道床上浸水対策事業(補助・京都府)に5億円を充当し、桂川右岸流域地区において、雨水調整池の整備を行い、早期に浸水被害の軽減を図る。
 京都第2地方合同庁舎(直轄・京都市)に1億2800万円を充当し、災害応急対策の活動拠点となる官庁施設について、大規模災害時における災害応急対策活動への支障のおそれを解消するため、自家発電設備改修、受変電設備改修を実施する。
 京都府内における防災・減災対策と安心・安全な道路整備の推進(防災・安全)[防災・安全交付金](交付金・京都府)に補正予算を充当し、腐食等の劣化が著しく、折損の可能性のある既設照明柱について、安心・安全で円滑な道路交通を確保するため、照明柱の更新を実施する。
 補助・交付金事業府県別配分額をみると、京都府は、▽治水10億2700万円▽道路整備50億9500万円▽市街地整備3億5800万円▽下水道5億円▽社会資本整備総合交付金3300万円▽防災・安全交付金87億4600万円[一般公共計157億5900万円]。