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西日本建設新聞社
2022/12/08

【熊本】坂本橋など5橋着工 球磨川の早期復旧願い式典

 国の直轄権限代行で復旧する球磨川10橋のうち、坂本橋など5橋の着工式が4日、八代市坂本町の新橋建設地付近であった。地元選出の国会議員をはじめ、国土交通省、熊本県、流域市町村の関係者、施工業者ら約100人が参加。被災から2年5カ月での着工を喜び、一日も早い完成を願った。
 九州地方整備局の藤巻浩之局長は「10橋の復旧を通して、地域の幹線ネットワークを災害前よりもっといいものに仕上げていく」と式辞。地権者や沿川住民、流域市町村の協力に感謝した。
 蒲島郁夫知事は「国と連携し、日本一災害に強い命の道として、インフラの強靭化に全力で取り組む」、芦北町の竹ア一成町長は「これほど早い段階での着工は本当に驚き。早期完成を願う」、球磨村の松谷浩一村長は「事故や怪我に十分注意し、一日も早い完成に向けて取り組んでもらいたい」と挨拶した。
 来賓から、金子恭之衆議、吉田宣弘衆議、松村祥史参議、野洋介県議会副議長がそれぞれ祝辞を述べた。金子氏は、発災2カ月前の道路法改正により直轄代行が初めて適用されたことを紹介し、「以前の生活を取り戻すためにも、5橋の着工、完成は重要」と話した。
 鍬入式を執り行い、施工場所に移動して重機を始動。主賓がスイッチを入れると、杭打機が静かに動き出した。八代市の中村博生市長は「流域の復旧・復興は、目に見える形で歩みを進めている。更に連携を図り、一丸となって全力で取り組む」と謝辞を述べた。
 令和2年7月豪雨で被災した球磨川の八代|人吉間は、国交省が権限代行で復旧工事を進めている。流失10橋のうち今回着工するのは、▽坂本橋(八代市、鋼2径間連続トラス、約160b)▽鎌瀬橋(八代市、鋼単純アーチ、約200b)▽大瀬橋(芦北町・球磨村、鋼2径間連続鋼床版箱桁、約130b)▽松本橋(球磨村、同、約150b)▽沖鶴橋(球磨村、同、約180b)|の5橋。このほか、橋桁の一部のみを再建する西瀬橋(人吉市)は既に着工しており、2023年2月開通を予定している。

提供:西日本建設新聞社
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