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建通新聞社(神奈川)
2022/12/12

【神奈川】横浜市 都心臨海部で自転車通行帯整備

 横浜市道路局は2023年度からのおおむね5年間で、都心臨海部を走る高島関内線などの路線のうち40区間に自転車通行空間を整備する。自転車専用通行帯や矢羽根型路面表示を設け、観光地間を自転車で行き来しやすくし、にぎわいの向上につなげる。このほど「都心臨海部自転車通行空間設計業務」をクリエート(横浜市緑区)に1020万円で委託した。履行期限は23年3月23日。
 対象路線はJR横浜駅〜石川町駅間の臨海部を中心に、年間2件以上の自転車関連事故が発生した路線や、主な商業施設や学校に接している路線、自転車駐輪場などに接する路線などから選定した。これらの路線のうち、21区間で幅員1・5b程度の自転車専用通行帯を、19区間で幅員約1bの矢羽根型路面表示を整備する。総延長は34・2`。今回の設計で各区間の通行帯の幅員を詰める。
 このうち、栄本町線は現在歩道上に自転車通行帯が設置されているが、今後、車道に矢羽根型路面標示を設ける予定で、県公安委員会と協議を行い、整備に着手する。
 工事は、地域住民や関係機関との調整が終了した区間から、23年度以降に発注する。工種は未定だが通行帯の整備のみの場合は「区画線・標識」、他の事業と併せて行う場合は「土木工事」などとなる。
 
〜金沢文庫駅周辺も〜
 
 市は、金沢文庫駅周辺でも、自転車通行空間を整備する。事業期間は同じく23年度からのおおむね5年間で、対象は谷津第423号線の君ケ崎交差点〜洲崎町交差点間など14路線、総延長27・5`。いずれの区間も矢羽根型路面標示を設ける。 提供:建通新聞社