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建設新聞社(長崎)
2022/12/13

【長崎】長崎市学校給食センター整備運営 2施設同時に募集要項公表

上限価格 中部C142億、南部C59億


 長崎市は12日、「(仮称)長崎市中部学校給食センター整備運営事業(以下、中部Ⅽ)」および「(仮称)長崎市南部学校給食センター整備運営事業(以下、南部Ⅽ)」について、それぞれBTO方式(設計・建設・運営)での事業者募集要項を公表。公募型プロポーザルで事業者を選定、提案上限価格は中部Cが142億4730万円(税込、建設予定地に建つ旧川平小校舎等の解体を含む)、南部Cが59億2634万8000円(税込)。中部Cは今月22日、南部Cは23日に説明・見学会を実施する。両事業への同時参加も可能だ。


 中部Cは川平町108番地(敷地面積1万3163平方b)に1万2000食/日(アレルギー対応食240食/日を含む)の調理能力を有する中部学校給食センターの設計・建設及び維持管理・運営を行うもの。運営を含む事業期間は2041年7月31日まで。来年9月に契約締結し、設計・建設期間は一期工事(旧川平小学校校舎等の解体、中部学校給食センターの建設工事)が事業契約締結日〜26年5月31日、二期工事(旧川平小学校体育館の解体※、多目的広場の整備)が事業契約締結日〜27年3月31日としている。建設に係る資格要件としては、担当工事においての総合数値が建築一 式工事1000点・電気工事880点・管工事825点・解体工事880点以上であることを求める。

 南部Cは香焼町563ノ15(敷地面積7089平方b)に4000食/日(アレルギー対応食80食/日を含む)の調理能力を有する南部学校給食センターの設計・建設及び維持管理・運営を行うもの。運営を含む事業期間は40年7月31日まで。設計・建設期間は事業契約締結日〜25年6月30日。解体が無いことから、建設に係る資格要件(担当工事)は建築一式工事1000点・電気工事880点・管工事825点―以上としている。

 また、両事業共通して、代表企業・構成企業又は協力企業のうち、建設業務・運営業務のそれぞれに競争入札有資格者名簿の地域区分「市内」又は「認定市内」としての登録がある者を少なくとも1者以上含めることを求めている。

 募集要項全文や説明会参加申込書等、詳細は市HP参照。

※旧川平小学校体育館が指定避難所となっており、地域の避難所機能を維持するため、中部学校給食センターに避難所機能を移してから体育館の解体を行うこととしている。事業者の提案により別の方法で避難所機能を確保できる場合は、各期間の設定は事業者の提案によることができる。
ksrogo