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建通新聞社四国
2022/12/14

【高知】須崎市 事業費は32億上限 図書館等複合施設

 須崎市は図書館等複合施設の建設に向けたPFI事業の要求水準書案をまとめた。規模は延べ床面積4000平方b以内で、1200平方b程度の図書館、700平方bの多目的大ホールなどの諸室を配置し、事業費32億円(税込み)を上限とする。
 要求水準書案は、これまで民間事業者と行った個別対話での意見を踏まえ、募集要項の発表に先立ちまとめた。諸室の概要に加え、防災や環境、機能性などで求める点を示している。
 諸室の概要を見ると、図書館は9万冊の蔵書を持ち、読み聞かせ室や対面朗読室、静寂室、自習室などを配置する。床面積は1000平方b程度とする。多目的大ホールは2分割で利用できる貸しホールなどを床面積700平方b程度で設置する。多目的小ホール2室、メーカーズスペース、郷土資料展示スペース、カフェ、キッズパーク、乳幼児の一時預かりスペースなども設ける。
 階数や高さについては、前面道路や施設用地内の高低差を踏まえ、ユニバーサルデザインの考えを取り入れることを満たした上で事業者の提案により決める。
 防災面ではL1クラスの津波浸水高(約50a)に対応した建設用地の嵩上げを求める他、地震、火災、風、落雷、雨水、塩害、緊急時に対しての適切な対策を求める。環境面ではカーボンニュートラル社会の実現に向けた具体的目標を提案し、施設全体で効率・効果的なエネルギーマネジメントができ、再生可能エネルギーの積極的な活用、緑化の推進、長寿命化のための建材選定などを示している。
 新図書館等複合施設は、西糺町の旧ショッピングセンターYUTAKA跡地と周辺部の敷地1万4592平方bに建設。設計、建設、工事監理を行う企業で構成する民間事業者を公募型プロポーザルで選定し、PFI法に基づく事業契約を締結する。年内にも募集要項をまとめ、2023年4月下旬の優先交渉権者選定、6月中旬の事業契約締結を目指す。
提供:建通新聞社