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建設新聞社
2022/12/16

【東北・福島】21日にTN2本の詳細設計など入札/浪江三春線小出谷工区のBP整備

 福島県相双建設事務所は、葛尾村など避難指示解除区域の復興再生を目的に全長6`bのバイパス化を進める県道浪江三春線小出谷工区について、主要構造物となる1号トンネル(延長1540b)と2号トンネル(延長3530b)の詳細設計2件、トンネル地質調査2件の委託者選定へ、今月21日に指名競争入札を行う。
 県道浪江三春線は相双地方と県中地方を結ぶ重要路線で、葛尾村を東西に横断する唯一の道路となっている。同工区は、現道の狭小区間、急勾配、急カーブの解消や葛尾村内2カ所で整備する産業団地へのアクセス性向上などを図るため、浪江町昼曽根地内を起点、葛尾村葛尾地内を終点に全長6`b、幅員6(8)bのバイパスを整備するもの。構造物はトンネル2本、橋梁1基を予定し、今年1月の事業評価調書では全体事業費を約290億円とした。
 2020年に事業着手し、これまでルート概略設計を近代設計、弾性波探査を庄建技術で進めてきた。11月30日には1号橋予備設計の指名競争入札を行い、協和コンサルタンツが落札した。
 1号トンネルは浪江町昼曽根道下地内に延長1540b、2号トンネルは葛尾村小出谷地内に延長3530bで整備する。今回委託する詳細設計業務の概算委託料は1号トンネルが5000万〜7000万円、2号トンネルは4000万〜5000万円で、1号トンネルの業務には両トンネル間に整備する380bの道路詳細設計も含む。
 一方、地質調査業務は各トンネルの弾性波探査およびボーリング調査を行うもので、それぞれ履行期間は10カ月間、概算委託料は1億5000万〜2億円としている。
 なお14日には、路線測量業務2件の指名競争を行い、浪江町側を東コンサルタントが4100万円、葛尾村側を船橋コンサルタントが2600万円で落札した。浪江町側は浪江町昼曽根地内の延長2920bを対象とした測量や、バイパス全体の基準点測量を行う。履行期間は14カ月間。葛尾村側の業務は葛尾村小出谷地内の延長3680bが対象で、履行期間は10カ月間としている。

 提供:建設新聞社