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北陸工業新聞社
2022/12/21

【石川】実施設計、年度内完了へ/兼六小学校移転整備/金沢市

 金沢市は、市立兼六小学校の移転整備に向けて現在、実施設計業務を鋭意進め、年度内の設計完了を目指している。
 2016年4月に開校した兼六小(兼六元町)は、旧味噌蔵町小の校舎を暫定的に利用。計画では、現小将町中学校(小将町)の施設を小学校仕様に改修した上で、兼六小の新校舎に充てる。
 施設規模は校舎棟がRC造5階建て延べ約6500平方メートル、体育館が同造2階建て延べ約2100平方メートル。主な改修内容は階段手摺り、廊下の手洗い場などの仕様変更、内装の木質化、照明のLED化、エレベーターやプレイルーム、災害備蓄倉庫の設置などとなっている。
 整備スケジュールは年度内に実施設計を終え、24年度中に移転整備工事に取り掛かり、25年度の供用開始を見込む。
 実施設計は、大屋設計(建築)、山岸設備設計事務所(設備)が担当。
 なお、小将町中については、今年4月に新校舎が完成した中央小の旧校舎(長町1丁目/中学校仕様に改修中)に移転が決まり、長町中として23年4月に開校を迎える。

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